睦月神事

平成23年2月13日(日)国指定重要無形民俗文化財に指定されている睦月神事が齋行されます。
約800年の歴史を持つこの神事は、賀茂の大神様に天下泰平・国土安泰・五穀豊穣を祈願して奉納されてきました。昔は、旧志津村8か村の氏子さん達によって、持ち回りで毎年行われていました。現在、大森町以外には、滝波町が4年に一度、賀茂神社にて神事を奉納しています。また、山内町では、4年1度、山内町加茂神社にて、神事を行っています。

2月1日に神迎え(賀茂神社の大神様を、御神輿で神事が執り行われる睦月神事会館にお迎えする)という行事に始まり、本日までの間、毎日、準備、練習を重ねます。
 自然のサイクルと共に生活していた昔とは違い、それぞれが仕事を持ち、それが終わってからの準備、練習は本当に大変な事です。また、今年は25年ぶりとなる大雪となり、連日の除雪と、そのご苦労は大変なものでしょう。それでも地区が一丸となって神事を守って来られた事は、それだけ神様に対する信仰が熱く地域を愛する心が強いという事なのだと思います。

ぜひ、皆様もこの神事に足をお運びいただき、地域を愛する心、伝統を感じていただきたいと願っております。
日程は下記のとおりです。

平成23年2月13日 (日)
 午前7時より                待太鼓 、睦月神事始まりの報告祭 (賀茂神社にて)
 午前10時30分より            御輿渡行列 (清水西公民館出発〜睦月神事会館)
 正午より                  神事奉納  (睦月神事会館にて)    
 夕方                    神様御戻の神事(賀茂神社にて)
月神事は賀茂神社より徒歩10分ほどの睦月神事会館で執り行われますが、是非、賀茂神社の方へもご参拝いただき、神様のパワーを受けてお帰り下さい。 
甘酒を用意してお待ち申し上げます。